~近き人喜び、遠き人来たる~
創業当時より大切にしている言葉です。
まず、仕事をするうえで自分だけではなく、自分の周りにいる人々を喜ばせることができないのに、その遠くの人に出会うことは殆どないと考えております。
我々のミッションは、ここ大田区の建物を変え、街づくりを変え、街の価値を変え、そして地域の方々から「この建物が出来たから街がよくなったね」「街がキレイになったね」「住みやすくなったね」と言っていただけることを念頭に事業を行っております。
~ニイノが考える近くの人々を喜ばせることとは~
・上司から指示されたものをただやっているのは・・・作業。
・なんとなく就業時間内に合わせて働くのは ・・・作業。
・お客様から言われた通りの事だけ提案するは ・・・作業。などなど
どれも自分の頭を使っている仕事とは言えず、当社ではこれを作業と呼んでいます。
当社が考える仕事観とは設計や不動産という枠組みを超えた思考を持ち、お客様が思っているもの以上の提案や考働(こうどう)が出来て、初めて仕事と呼んでいます。
不動産で例えるなら、社員がお客様の大切な財産を自分のもののように扱う姿勢や思考がその大前提だと考えております。
当社社員一人一人が良い仕事ができるように努めていきます。
▶良いデザイン
単純にいいデザインは地価の向上と街の価値を高めるチカラを持っています。ただ、デザインと一口に言っても、「外観が他と違ってオシャレ」という単純なものではありません。一度でもこのようなことをお聞きになったことはないでしょうか?
「この建物が出来たから、近くの物件の賃料がアップした」
「この建物が出来たことで、おしゃれな建物が増えてきた」
「いいデザイン建物へはオシャレな入居者が増える」など
そういった街の価値を高め、お客様から「あの建物のような建物を造ってほしい」の、あの建物に選ばれるように一つ一つの建物や街づくりに一切の妥協を許さないように取り組んでおります。
こちらは2010年頃に実施した京急線の高架に伴う、京急線「大森町」駅の開発前と開発後の写真です。
2009年頃の京急線の高架化と道路拡幅に伴い、計画地の地権者様を集め、長い年月をかけて完成した、大森町駅前開発です。
建物としては、ウエストスクエア大森(茶系12階建マンション)、ナンブヤビルド(黒系3階建テナント)、ニイノ情報館大森町店(白系2階店舗)、カフェシック(茶系4階店舗兼住戸)、サーノ(白系2階店舗)、と5つの建物を軸に街づくりを完成しました。
国土交通大臣賞も受賞させていただいた本計画により、大森町に対するイメージも良い方向に向かったのではないかと思っております。
建物を設計し、完成したら終了。ではなく、建物が完成し、更に入居者が満室になり、全居室に光が灯ってからが、寧ろ建物管理のスタートです。
建物管理においては人間と一緒で、年数が経つにつれ、外壁や室内設備等の修繕箇所の増加や植栽の剪定、塗装工事、違法駐輪の撤去などが生じてきます。日々の巡回からそれらをいち早く発見することで、オーナー様へ是正工事を提案し、是正方法や工事内容、金額面等の議論を行ったのち、建物価値の維持向上を行っていきます。
入居者管理においては、新型コロナウィルスが流行し始めた昨今の情勢からリモートワークの増加に伴う騒音に対するクレームや入居者のダイバーシティ化も進み、クレームの種類も多岐にわたるようになりました。それらのクレームに対し、当社の経験値での回答はもちろん、顧問の弁護士や税理士、司法書士。強いて宅建協会や不動産協会などからも意見を仰ぎ、最善の解決策を提案することで、貸主・借主・管理会社双方が納得するような解決策をご提案します。
"良い会社"
世の中の企業さんにとっても永遠の課題かもしれません。
我々が考えるいい会社とはまず、社員が「明るく・元気で・やりがいを持って働く」ことだと考えます。社員が心身ともに健康でなければ、お客様に対してもいいパフォーマンスが出来るわけがないと思っております。
定期的な懇親会、社員旅行、ボーナス支給、福利厚生の充実化、公休の増加、特別賞与、資格免許手当、資格受験のサポートなど年々できる限り、社員が安心して仕事ができる制度を増やしています。
会社側のバックアップと同時にスキルが上がる社員に対しても色々な新しい仕事にも積極的にチャレンジさせています。時として、自分のスキルがついていけておらず、苦しいこともありますが、その苦難を乗り越えて達成したことによる達成感が人を成長させます。
"良い会社"とは、まずは"社員が良い会社"と思ってくれることが大切だと思いますので、引き続き、お客様にいいパフォーマンスが出来るように努めて参ります。
街や地域にとって「良」が一つでも増えることを目的に今後も事業継続を図って参ります。
代表取締役 西野 実