建物管理と賃貸管理ってどう違うんですか?
よく建物管理と賃貸管理を混同される方が多いようなので、まず建物管理と賃貸管理について簡単に分類して説明しておきます。
簡単に説明すると、
賃貸管理は「入居者の募集や賃料などのお金の回収」を円滑に行うこと。
建物管理は「建物の共用部分の清掃や設備の点検などの維持や管理」が主な業務になります。
更に、簡単にまとめるとすると、
▶賃貸管理
→入居者募集、入居者の管理・賃料の集金・入居者のクレーム対応など
▶建物管理
→建物の共用部分の巡回・補修・修繕、不法投棄や違法駐輪のチェック、分譲マンションタイプですと管理費・修繕積立金の会計、定期総会や理事会などをサポート
建物の管理というのは、不動産が資産である以上資産価値を落とさないようにするために必ず必要なものです。一方で建物は完成した後は、経年劣化をどうしても避けられないことですので、日々の清掃だけではなく、建物や設備の修繕などを行います。
具体的に日々の管理業務においては、
・建物外壁や付属器具、屋外施設の外観点検
・階段や外壁などの劣化状況の点検
・ゴミストッカーや自転車置場などの日常使用箇所のチェック
・エレベーター機器の保守点検
・防犯カメラや警備会社設備の点検
・電気設備(自家用変電設備他)の保守点検
・給排水衛生設備の外観、保守点検及び清掃
・消防設備保守点検
・特殊建築物定期調査、建築設備定期検査(建物の規模により)
・植栽管理業務 などが行われています。
ご自身で管理できる範囲もありますが、いつまでのタイミングで、どの程度まで行う必要性があり、はたまたそれは入居者や賃料にどれだけ影響してしまうかなども含め、検討をする必要があります。
我々の管理外の物件でよくご相談をいただくのは、
・受水槽を長年見ていないけど大丈夫か?(完全にアウトです)
・植栽に害虫が付いており、入居者を刺してしまった。(要対応が必要です)
・違法駐輪に気付かず、駐輪場を始めとする住環境を悪化させてしまった。
・排水洗浄を長年怠り、排管の劣化が早まっていた。(定期的な洗浄が必要です)
など、気が付かないで数年間やり過ごしてしまって方々は少なくありません。
無料で今のご自身の管理状況や現管理会社の管理状況について相談可能です!
元々専門外だったこともあり、ご自身で細かい部分を見れていなかったり。クレームを大家さん自身で入居者に言うのはトラブルの元となるので怖いなぁ・・・。または今の管理会社は本当にやっているのか?
などなど管理のご状況や月々の管理手数料、管理の内容の範囲や取捨選択について、無料でご相談をいただくことも可能ですので、ぜひ地元に根付いて35年以上の当社にお気軽にご相談下さいませ♪
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